不況こそ、招き猫。

あっという間に「２０日木曜」です。

今日は、お金も人も動き回る「ゴトウ日」、

混雑度合い、いつもにも増して

激しくなりそうです。

昨日はあっと驚く閑古鳥ばかりてじたが、

夜にかけて大きな予約注文も入りなんとか

帳尻を合わせることができました。

夕方のＮＨＫ地域ローカル番組で

「山形の冷しシャンプー」の話題が

取り上げられておりました。

お隣の山形は、宮城と比べると夏の暑さも半端ではなく、

県境の長いトンネルを抜けたとたんに、

どっと暑さが押し寄せるという土地柄です。

山形というと

「そば」、「ラーメン」と思っていた私ですから

以前に聞いたことがあったとはいえ、

夏限定の理髪店の「冷しシャンプー」には、

なるほどと感心。

「頭寒足熱」といいますので、

まさしく暑いときに「頭を冷す」は、

「理にかなった」ものでしょう。

お客さんの反応もいいようで、

シャンプーした後のすっきりした顔が、

それを物語っておりました。

８月末までの夏限定のようなので、

体験するにしても時間がなくなってきました。

一回「１０００円」なり。

快適さを考えると値段も手頃かと。

理髪店も最近は「価格破壊」がすさまじく

当店のある地域では「１８００円」の大きな理髪店が

大繁盛しております。

(この店、クーポンを利用すると１３００円に)

客足減少に歯止めをかける山形の「冷しシャンプー」

地域にピッタリのなかなかのグッドアイデア。

不況の中にあえぐ者の一人として

いい勉強になりました。

気候条件、あるいは不景気という状況で、

まさに「暑さを逆手に取る」というやり方は

これから先を生き抜くためのお手本でした。

客足減少に対して

どういう対策、

それも逆境を利用する繁盛方法は、

直ぐには生まれるものではありませんが、

考え続ける、試行錯誤す中で

芽生えてきそうな予感がします。

「理髪店、暑さを利する招き猫」